ポリエステルちりめん

チリメンとは
平縮緬とも言う。表面にしぼを立てた絹織物を和装では縮緬、洋装ではクレープと言う事が多い。
たてに無撚りの生糸を使い、よこに2,000～3,500回/ｍの右撚り左撚りの強撚糸を２本ずつ交互に打ち込み、織り上げた後で精錬して　撚りを戻し布面に凹凸のしぼを出したもの。
主に高級な呉服、着物や風呂敷に使われる。

よさこい衣装製作に使用するチリメン・・・・・・
衣装製作に使用するものはポリエステル素材のチリメンです。ポリエステルの場合水分にも強く水につけても縮まない。
そして洗濯してもしわになりにくいという特性上、激しい よさこい踊りの衣装としては最適です。

色数も多数あるので、安心です。

値段はそこそこしますが、なんといっても高級感があるので、着物系の衣装には最適で一ランク上の衣装といえます。

ちなみにポリエステルなので、このチリメン素材に昇華転写プリントも可能です。しかし凹凸が激しいので、プリントの乗り具合に少し難があります。がしかしこの方法でいくつもお客様衣装を製作いただいております。

また、昇華転写プリントの場合、生地に高熱プレスをあてますので、ちりめんの凹凸感がなくなります。

昇華転写プリントが乗るとこんな感じ↓

つまりポリエステルの着物も作れるということです↓

ちりめん素材に全面昇華転写プリントの上、裏地にも丈夫なサテンを使用しているので、お値段は結構します、、、、、

ちりめんの和柄は数が多く、また追々時間のあるときにご紹介していきます。
綿の和柄よりもお値段しますが、やはり高級感があります。
着物系の衣装には本当に最適です。