マジックテープ留めの着物帯
よさこい衣装のアイテムで必ず製作するのは帯です。よさこい祭りの踊りで帯は欠かせません。また、帯は衣装全体としても配色やその存在感に重要な役割をはたします。
今回は元ともベーシックな着物帯(マジックテープ留め)をご紹介します。
これは女性着物の帯をイメージした固めの帯になります。ですので、使用生地に芯をはって硬くします。もともと固めの素材でしたら芯をはる必要はないのですが、だいたいの素材は芯をはって硬くします。
下記は表からの見た目です。
帯の締め方をご説明します。下記は裏からの見た目です。
下記のようにあらかじめマジックテープが取り付けてあります。
2つのマジックテープで止め付けるのですが、マジックテープの片方(受け側)は縫い付けておりませんので、帯を締めた時ウエストの具合のよい位置に各自が取り付けていただく仕様になります。
受け側のマジックテープを縫い付けていないの理由はウエストは個人個人で差があるためです。個人によって身長のわりにウエストが小さい人、大きい人様々ですので、各自が自分のいい位置に縫い付けていただく形にしております。
やはりよさこい衣装の製作は踊り子の踊りやすい仕様が重要です。
バリエーションとして、切替で配色したり、下記のように配色の布地をたたきつけて帯紐風にみせると見栄えもよくなります。
下記のようにマジックテープ留めの着物帯の上に帯紐を巻き付けて着物風に見せるというデザインもよくあるパターンです。
その他にもいろいろなタイプがあるので、またご紹介したいと思います。